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三河電波工業株式会社様を訪問しました

2026年3月12日(木曜)企業見学企画にて豊田市にある三河電波工業株式会社様を訪問しました
工場の方で加工などをじっくり見せていただきました。

まずは三河電波工業様がどんな加工を得意としているか…
高周波焼入れ加工というものになります。

焼入れの名がつく通り表面処理の一種になります、分野としては自動車、工作機械、食品加工機、農機具など、一品物から長尺物まで幅広く対応しております。

高周波焼入れ加工ですが、コイルと呼ばれる銅製の加熱用部品でして、円状になっているものが多く
温度を上げてその円の中に加工材を通して焼入れをしていき表面を硬く強くするという加工です。
詳しくは豊田ものづくりブランドの動画があるのでこちらをまず見ていただくのが早いかなと

弊社でも金型などを焼入れすることがあるのですが、焼入れは部品ごと全体的に硬くするような加工で
高周波焼入れの場合は部分的にも加工が可能、かつ超短時間でできることが利点です。
たとえばローラーの支える部分はいらないけどローラーの外側だけでも…という場合でもそこだけ焼入れが可能ということですね。
ちなみに三河電波工業様の焼入れの深度は1mm程度だそうです。

さて工場内で色々と見せてもらいました

ちょうど長物の作業があったので見せていただきました。

真っ赤になっているコイルの中を材料が通っていきます、直後に水をかけて温度を下げて硬くしていってるわけですね。

急冷をするため水を沢山使うのですが、これは井戸水だそうで通常よりも温度が低くかつある程度循環させながら使っているそう。
なので機械の周りには水が逃がせるように堀のように溝が広く掘ってあります、なんだか祭壇みたいなイメージで面白かったです。

こちらは歯車の焼入れ風景、中心に見えるのがコイルです。
種類は過去作ってきたものの分あるということで色々なサイズに対応ができるわけです、無い場合は作る!とのことですが、工場内とんでもない量のコイルがあったのでよっぽどどんな形状でもいけるんじゃない???という感じです。

30分程度色々と見せていただきましたが、小さなものからリフトで運ぶようなものまで様々な大きさのものを加工しておられました。

熱をいれるということで長尺もの(薄かったり細いものは特に)は歪みが発生してしまうこともありますが、その歪み取りも匠の技で取り除いていけます
(当日のタイミングでたまたま歪みとりの作業がなかったので写真はありません)

高周波焼入れ自体、正直言うと知らなかったので間近でその存在を知ることができ、非常に勉強になりました。
当日はお忙しいところ作業を見せていただきありがとうございました。
その後の情報交換についても良い情報をいただくことができました!


三河電波工業様のHPはこちら
https://www.mikawadenpa.com/

豊田ものづくりブランドのサイト
https://toyota-mb.com/2024#mikawa