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名古屋精密金型様を訪問しました

2024年4月10日(水曜)に企業見学企画にて東浦町にある名古屋精密金型様の工場を見学してまいりました。

名古屋精密金型様はプラスチック部品の成形を行うための金型の製作をしておられます。
切削から磨きまで行い、磨きを見せていただきました(残念ながらお見せすることはできません)が鏡面のように仕上げる職人技でした。
この金型製作の技術を生かし、SDGsと組み合わせ廃棄ブドウ→プラ(バイオマスプラスチック)製品を作っております。
米や他の植物にも使用し様々なバイオマスプラスチックにトライしている会社様です。

工場内を見せていただき、最後にはバイオプラでタンブラーを成形しているところを見せていただきました。

こちらが製作されたタンブラーのサンプル

持った感じは普通のプラスチックのタンブラーと変わらない感じです。
ただこちらはちょっと熱に弱いらしく60度までの温度のものまでの使用にとどめなければいけません
ぶどうタンブラーにぶどうジュースなんか注ぐと乙なものかもしれませんね

こちら日向夏のタンブラーに使われる皮の部分、これの水分が出切るまで干してその後粉末状にしてプラスチックに混ぜ込んでペレットにしていきます

そしてこちらがちょうど当日新製品ということでとある果物の葉っぱを乾燥→粉末→ペレットにしたものです。

これを機械に充填し、成形していきます。
ここに金型の技術が使われておりタンブラーの内側をなめらかにするためにピカピカに磨かれた金型がセットされています。

最初の数個はもとのバイオプラが多く出るので透明度が高く、徐々に配合する植物の色が出てくるようになります。抹茶を練り込んだような色に近づいてきました。

こちらは工場内の紹介です

切削から磨きまで行う工場ということで各種マシニングや諸々の機械が置いてありました。

ちょうど金型を削り終わったところです

そしてその一画に
ペットボトルのキャップでタンブラーの蓋を作る、というワークショップのためにできた機械もありました。学生などが来た時にこれを使ってフタやなんとメガネのフレームを作るそう

弊社でもパイプの切れ端が多くでてしまうのでそれを生かしたワークショップをやれればと考えており
その案をいただいたりしました、その際の接合部をこの機械を使ったものにしてみては?などの提案もしていただきました。
少しずつ形にしていければと思っております。

当日はお忙しいところご対応いただきありがとうございました

名古屋精密金型様のHPはこちら
http://www.nagoya-sk.co.jp/

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